ほやねっと大東

災害にそなえて、災害時の熱中症対策を紹介します。

          災害時の熱中症対策の紹介

 

近年、夏季の豪雨や台風などによる大規模な風水害が日本各地で発生しています。

避難所や在宅避難でも、気温や湿度が高くなる時や冷房機器が使用できない時は

熱中症に注意が必要です。

 

水分を補給する

災害時はトイレに行くことを控えるなど水分をとる量が減りがちですが、気温が

高くなると脱水状態になりやすいため、意識してこまめに水分をとるようにしま

しょう。

 

塩分を補給する

ライフラインの停止などで電気の使用が制限されると、避難所や自宅で室温を

快適に保つことが難しくなります。 避難をして室内にいる時や、気温が高く汗を

かきやすい状況では水分だけでなく塩分も補給することが大切です。

 

体を涼しく保つ

室温を快適に保つことが難しくなる状況では、電気を使わずに体を涼しく保つこと

が大切になります。肌から水分が蒸発する時に熱を奪う気化熱を利用して、ネッククー

ラーと(携帯型)扇風機・うちわなどを組み合わせて体を涼しく保つこともできますし、

冷却グッズを使うのも良いでしょう。衣服は通気性・速乾性にすぐれた素材のものが

おすすめです。

 

日差しをよける

日中の屋外での作業時や、移動時には、帽子や通気性の良い長袖の衣服などを使っ

て直射日光をよけ、暑さから体を守りましょう。窓から差し込む日光を遮るために、日よ

け用のカーテンなどを設置することも良いです。

 

温度や湿度に気をつける

室温のコントロールが難しくなる可能性が高いため、自分が今いる環境を把握して

おくことが大切になります。温度計・湿度計・熱中症計を使用して、自分のいる環境を

知るようにしましょう。